2007-06-15 第166回国会 参議院 文教科学委員会公聴会 第1号
それでもなお、今でも日本の少年法は世界有数に軽いと思っておりますので、少年法の厳罰化そのものに決して否定的ではないのですけれども、その一方で、子供は勝手に育つわけではない、当然ながら親が大きな責任を負っているということは分かっておりますので、子供だけを処罰してもなあという気持ちが付いて回っているのもまた否定できないことでございます。
それでもなお、今でも日本の少年法は世界有数に軽いと思っておりますので、少年法の厳罰化そのものに決して否定的ではないのですけれども、その一方で、子供は勝手に育つわけではない、当然ながら親が大きな責任を負っているということは分かっておりますので、子供だけを処罰してもなあという気持ちが付いて回っているのもまた否定できないことでございます。
被害者自身も決して厳罰化そのものを望んでいるわけではありません。ただ、今のように実質的な手厚い、心からの被害者へのケアがない中では厳罰化ぐらいしか言うことがないという悲しい状況に置かれているのが実情だと思います。 私は皆さんにぜひともこの修復的司法というものを考えていただきたい。